平安時代(10世紀)作 赤穂中通り下遺跡出土。第2展示室で常設展示中
春日街道は、飯田藩主京極高知が文禄2年(1593年)に着工、小笠原秀政がそのあとを継ぎ、14~15年の歳月を費やして慶長13年(1608)に完成をみた道路です。春日街道が通っていたのは現在の広域農道(中央アルプス花の道)よりも上で、今でもその道筋を残しているところがあります。
昭和43年2月、河川工事実施中に河川のほぼ中央砂礫・岩石中より、橋脚の礎石1個を発見。この礎石によって春日街道太田切橋場跡が明確になりました。
礎石は河床に埋没している巨石を利用したもので、約高さ3m、幅4.5m、頂きに深さ13㎝、径35㎝の柱穴が穿ってあります。